プロ野球ファンの皆様（メジャーこそ素晴らしいとヌカス方以外）に、おたずねします。私のIDを参照していただきたいのですが、前にサッカーのＪリーグについて意見したときのことです。その時の意見というのは、まとめますと、１ Ｊリーグのなんやら構想のいう、すべてがヒエラルキー構造に属する100クラブ創設など、経済や社会状況を考慮すれば実現はかなり困難で、都市対抗野球出場を最大の目標とする社会人野球（形式上アマだが実質は企業所属のセミプロチーム数84。根拠はhttp://www.jaba.or.jp/team/clubteam/suii.pdf）のように、別のカテゴリーに属して、かつ競技に専念できる環境を整えることがいいんじゃないか。２ 一部ではなく三部所属のチームに、地域愛・クラブ愛とやらで毎月1万円の会費とか払う価値観などあるのか。スペインリーグのバルセロナはソシオが支えるからと引き合いに出されるが、経済がガタガタで貯蓄ゼロ世帯が全体の四分の一という日本で、そんな宗教のような存在にお布施を払う余裕があるのか。なんでもヨーロッパ基準をあてはめるのは、いわば毛皮のコートを着て東南アジアで生活するような、無理難題を行うのと同じとしか思えない。３ 日本において野球は競技人口および観客動員数で上回り、二度の世界一になったのだから、（競技のカテゴリーを外して考えればという意味で）日本人プロスポーツビジネスのロールモデルとして参考にすべきところもある。というたら批判を受けました（プロ野球など企業応援団に過ぎない、理念に対する理解が足りないとか）。以下疑問点。１ 理念が素晴らしいからといって、実現できるかどうか、または実現したからといって、よい結果が出るという意味とは別ということを理解せず（社会主義や共産主義の歴史的現実とか結果をどう説明するのか）、その素晴らしい理念に基づいて作ったＪリーグとやらが、格の上では中堅に過ぎないセルビアの二流選手相手に、ホームゲームで袋叩きに遭う程度の選手しか育てられない現実を無視すること（海外組がいないから負けたというのであれば、そーいうレベルのＪリーグであることが問題であることを無視し、だったらセルビアも一流選手を揃えればどうなるのか）。２ 企業を排除して100クラブも成立できる根拠を示さず、大分の経営問題を無視し、北海道における日本ハムの成功例を無視すること。なお鈴木常祐氏は著書『試合論』で入替制度で降格したチームは全てのモチベーションを失って消滅する危険性を指摘している（新規参入数<撤退数となればリーグ消滅だろう）。サッカーファンというのはバカサヨクと同じでしょうか?