オリンピックの時はマスコミが主力をそちらに置き、それまでの一連の犯罪の連鎖を引き起こす報道が少なくなると思います。それは皮肉にもオリンピックの精神にあっているような気がしますがどう思われますか？北京オリンピックの時、舞鶴、愛知などの女子校生殺害事件、そして土浦荒川沖駅事件などのニュースが連日続いた後、中国の四川大地震。トップニュースで１１日間続き、犯罪の連鎖を起こさせる報道はいったんストップ。そして地震も落ち着いた頃、元の犯罪ニュースが主になり（この間食品偽装も続きましたが）、６月に秋葉原事件、そして連日、犯罪連鎖を起こさせる報道で嘘の爆弾予告などの事件が相次ぎました。そして７月の洞爺湖サミットで再びそちらに話題がいき閉幕する前後に再びネタ切れのマスコミは「秋葉原事件から１カ月」「○○事件何カ月」などの思い出させる犯罪報道をして、そして八王子通り魔事件や１４才バスジャック事件などが起こっています。そして８月に入り、北京オリンピックは夏季オリンピックということもあり、開幕前から閉幕までテロ警戒も含めバンクーバーよりもはるかにすごい報道だったと思います。４月から聖火リレーの報道も何回か（ロンドン、パリ、サンフランシスコ、長野などトップで取り上げられ、北京オリンピックは日本のマスコミによる犯罪連鎖を引き起こすのを大きく阻止したと言えます。日本は平和なオリンピック期間だったと思います今回も島根、千葉などの女子大生殺害事件、埼玉、鳥取の女性による連続男性不審死事件などマスコミにより連鎖を起こす気配をみせた事件はオリンピックでいったんストップ。（小沢幹事長の問題など政治問題も鎮火してしまいましたが…）ウィキペディアでオリンピックは「最盛期にはギリシア世界各地から選手が参加した。ギリシア人はこれを格別に神聖視し、大会の期間およびそれに先立つ移動の期間、合計3ヶ月ほどをオリュンピア祭のための休戦期間に挙げた」とあります。オリンピック報道は選手に対しての行き過ぎ報道もあるかもしれませんが、連鎖をもたらす犯罪報道よりはよっぽどいいのではないでしょうか？それは皮肉にも平和を願うオリンピック精神に合致するのですよね。（事件が埋没してしまうのだけはいけないと思いますが…）「犯罪真理がおもしろいほどわかる本」「河出書房」の中に犯罪の連鎖という中でマスコミが定着させる言葉には、人をその言葉にそうように動かす影響力がある。（中略）「いじめ」による自殺も、マスコミの報道がその流行に火をつけたという可能性を否定できない。とあります。